グレイトフル・デッドファミリーの一員であるギタリスト、スティーヴ・キモックは、故ジェリー・ガルシア(グレイトフル・デッド)等の当時サイケデリックを代表する著名人らとジャムに明け暮れる日々を送り、ジェリー・ガルシアに「一番好きな無名のギタリスト」とまで言わせた。16年以上活動したZEROというバンドで6枚のアルバムを残し、その後、様々なセッションを経て、ガルシア亡き後、グレイトフル・デッドの残りのメンバーで結成されたThe Other Onesのギタリストに抜擢される。
その後キモック・アンド・フレンズをスタートさせ、現在のスティーヴ・キモック・バンドへと進化していくことになる。彼を中心とするこのバンドはサイケデリックロックを軸に、ファンク/ジャズ/サンバ等多種多様なジャンルを超越した、他に類を見ない空を駆けるような超絶インストギターサウンドを奏で、ここ日本でも多くのファンを獲得している。今年のフジロックには、伝説のファンクバンド、パーラメント/ファンカデリック及びトーキングヘッズのキーボードのバーニー・ウォーレル、ガヴァメント・ミュールのベーシストのアンディ・ヘス、シェリル・クローやデヴィッド・リンドレーのドラマーとして知られるワーリー・イングラムと言う超豪華メンバーを引き連れてフィールド・オブ・ヘヴンのトリを飾り、数多くのファンを魅了した。そんな彼が単独公演としては9年ぶりとなる再来日決定!ぜひ彼らの奏でる最高のインプロヴィゼーションとグルーヴを体験して下さい!!